耐圧性能の要、SUSブレード

SUSフレキ(Sシリーズ)やフッ素樹脂フレキ(Rシリーズ)の本体には、特徴的な外見のSUSブレードが巻かれていますが、これは何のために巻かれているのでしょうか。
実はこれはフレキシブルジョイント(伸縮継手)の可動域、柔軟性を損なうことなく、耐圧強度を高めるため(内部からの圧力によってフレキが破損しないように)につけられています。



SUSブレードの種類(編み方、形状)

ワイヤーブレード(線ブレード)

素材に線材(ワイヤー)を用い、数本~10数本のワイヤーを平行に並べて機械編組したブレードです。
最も一般的なブレードですが柔軟性や耐屈曲性が高く、繰返し頻度の高い変位を吸収するのに適しています。
内圧が高い場合にはブレードを2重3重にしたり、長尺で編組することも可能です。

リボンブレード(帯ブレード)

板を帯板に切断した材料を用い、竹かご状に手作業で編み組んだものをリボンブレードと呼びます。
最も古くから使用されているブレードで、大口径の製品などに使用されます。
ワイヤーブレードと比較して耐圧性能には優れていますが、柔軟性が劣るため、連続した繰り返しの動きがある場合には適用しません。

編み込みブレード(綾織ブレード)

ワイヤーブレードに用いる20数本の線材をテープ状に編み込み、このテープ状の材料を更に機械で編み組んだものを編み込みブレード(綾織ブレード)と呼んでいます。
強度が高く柔軟性にも優れており、長尺にも対応できますが、最もコストがかかるブレードでもあります。


SUSブレードの種類についてご紹介しました。
東葛テクノでは流体の性質、温度、圧力に合わせて最適な素材の最適なフレキをご提案させていただきます。
お困りの際は遠慮なくお問い合わせください。

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