LOGIC & STUDY

2020.7.31 UP

ホースと金具部分の接続方法 – バンド締め固定と加締め一体型はどちらが正解か

【製造現場でも二分して見られる、
バンド締めの取り付けと一体型ホース】

フェルール継手のホースは着脱が簡単便利で、多くの製造現場でご利用いただいております。弊社のTHシリーズでは流体に合わせ、様々な接液材のホースを選定することが可能です。



弊社で製造するTHシリーズは継手金具を加締めによってしっかり連結したホース金具一体型製品がほとんどですが、製造現場では継手金具の竹の子ニップルにホースを刺し、バンドで締めてお使いの場合も多くお見掛けします。

【バンド締めのメリット・デメリット】

バンド締めによって固定する場合のメリット
・ホースが長すぎる場合に自由に縮められる
・バンド部分での取り付け・取り外しが容易にできる
・各パーツが痛んだ際に容易に交換ができる
・全体的にコストを抑えることが出来る

デメリット
・バンド部分に偏った圧力がかかり想像以上にホースの傷みが早い
・取り付けする作業員によって締め付けの強さ、場所などに差が出てしまい
 破裂や抜け、事故のリスクがある
・上記による事故、修理、交換により結果コストがかかる事がある

【加締め加工による一体型ホースのメリット】

それに対し、加締めによるホース金具一体型製品のメリットは、何といっても高い耐久力があげられます。
東葛テクノではしっかりとした設備により、熟練の職人が、無数にあるホースの材質、厚み、弾力性などに合わせた金具を設計し、それによって耐圧を保証した丈夫な一体型ホースを製造しています。
耐久力の高さと併せて安全性も保障され、フェルール部分しか接続部分がなくなるのでオペレーションも簡単に。

逆にデメリットとなるのは、
・一体成型してしまうと長さ調節が出来ない
・気軽にホース部を取り替えられないため、設計段階でホースの仕様をしっかりと決めてしまわないといけない
・ホースが痛んだ際には金具ごと交換になってしまうため、一本当たりの初期コストが上がってしまう
などがあげられます。

【東葛テクノならバンド締め・加締めどちらの方法でも対応いたします】

どちらの方法にも一長一短あるホースの取り付け方法ですが、東葛テクノではどちらの方法でも短納期で対応可能。
またプロセスにおけるホース選定でお悩みの際は、深い知識、ノウハウを持つスタッフが丁寧に一から設計に寄り添い選定をさせていただきます。
ぜひ一度ご相談ください。

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